2011年9月 こうふのまちの芸術祭2011(富雪ギャラリー茶室「富雪庵」/甲府)
(photo. Masaqui Yoda)
素材:原稿用紙、和紙、茶葉、茶器、LEDライト、DVDプレイヤー、プロジェクター
音楽家の中楯純氏との共作。
富雪ギャラリー茶室「富雪庵」において、展示前に中楯純「契り」パフォーマンスを開催した。原稿用紙に「〜と契る」と書留めては、それを千切りながら、ギターによる即興演奏を行った様子を2台のカメラで撮影。その際使用された原稿用紙に、その映像を投影。「ちぎり」をコンセプトにインスタレーションを行った。(会期中、ダンサーのKAORI氏、中楯氏のパフォーマンスを展示内でも行った)
「ちぎり、契り、chigiri」など朱墨で綴った和紙に茶葉をくるみ、パフォーマンスに対するおひねりとして、ちぎり型(2枚の木材を繋ぐ加工法で使う蝶型の木片)に配置した。
繋がれる「契り」と離される「千切り」の同音異義語の面白さは、日常においての人の行動にも共通する。
(c) copyright Shika HANEDA. All Rights Reserved.